水銀に関する水俣条約について

2013年07月11日

ユースかんくまメンバーが週替わりで更新するブログ
なかほりに順番がまわってきましたー!!
今回は「水銀に関する水俣条約」について、ちょっとおカタイ内容かもしれませんが、お付き合いください。

この条約についての大きな国際会議が、今年10月に熊本で開催されることを皆さんご存知ですか?
このブログを見てくださってる方は環境について関心があられる方が多いと思うのでご存知かもしれませんが、今回の会議で批准されて初めて効力を持つ条約なので、一般的にはまだ認知度が低いかもしれません。

内容は水銀の製造や輸出入を制限するもので、条約名に「水俣」が入ることは国際間で既に決まっています。
そして、今年2013年10月に、各国の関係者が熊本県水俣市に集まり、その会議で正式にスタートすることが決まる予定です。
そのような大きな国際会議が水俣市で開催されること、何より条約名に水俣という文字が入ることには、とても感慨深いことであると多くの方が思われるのではないでしょうか。

もちろん水俣条約という名称に反対される意見もあります。
水俣病を思うのであれば、条約の制限は緩すぎるんじゃないか。そのような内容で水俣を語っていいのか。
色んな意見はありますが、個人的に思うのは、公害問題が徐々に過去のことのように思われる今だからこそ、多くの人が水俣病のことをもう一度考え、環境モデル都市として市民が一体となった環境活動をリードする水俣市に注目が集まることに、大きな意味があるのではないかと、月並みと言われるかもしれませんが、そう思います。

ちなみに、10月には、もう1つ大きな環境イベント「全国豊かな海づくり大会」というのも熊本で開催されるんですよ!
次回はその内容にも触れようかな~!!

ということで、知らなかった方、今年の10月は熊本の大きな環境イベントに注目してくださいね^^



Posted by ユースかんくま at 23:36
Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。